日中支援型とは?
日中支援型とは平成30年4月に障害者総合支援改正法によって創設された共同生活援助(グループホーム)の新しいサービス形態です。
※日中支援型の名称は複数あり、主に3つの呼称で呼ばれることが多いです。
以下主な呼称例
- 日中支援型
- 日中サービス支援型
- 日中支援型グループホーム
日中支援型の設立の背景
なぜ新しく日中支援型ができたのか?
この”日中支援型”が創設された背景には、日本の高齢化比率が世界1位となったことを背景に、高齢化と障害の重度化が進み、障害福祉サービスの見直しが求められたことがきっかけとなっています。
厚生労働省は障害福祉サービスの共同支援援助(グループホーム)に含まれる2類型のサービス(①外部サービス②介護サービス包括型)に加え、新たに24時間体制で支援するグループホームサービスの新類型を創設しました。
主な特徴は3つ
①スタッフが24時間体制で利用者様の支援を行う
②10名までの入居の受け入れが可能
③緊急の入居者様を受け入れるショートステイの設置が必須である
また配置されるスタッフについても他サービスとは違う点があります。
日中支援型の場合、夜間支援員の1名以上の配置が義務付けされているという点です。
日中支援型のサービス内容について
日中支援型でのサービス内容として、24時間体制で利用者様のサポートに必要なスタッフが確保されており、生活の相談や家事などの生活上の援助に加え、食事・入浴・排泄などの介護を合わせて行うサービスとして、利用者様のケアを行います。
日中支援型のサービスを利用するメリットとしては、昼夜問わずいつでも常駐スタッフによりサポートを受けることができるという点と、お金の管理や、安全管理が苦手、料理ができないといった利用者様一人一人の悩みを解決するサポートが受けられる点にあります。
また利用者様ごとに個別に作られた支援計画を常時更新するためのサポートもあります。
緊急の入居者様に関しても短期間入居ができる住居を施設内もしくは近くに設けています。
地域で暮らす障がい者の一時的な宿泊施設として用意しており、介護をされる方が疾病などで介護ができなくなった時などにご利用ができます。
詳しく知りたいという方は市役所の障害福祉窓口や、相談支援事業所でご相談いただくことがおすすめです。
相談支援事業所とは、障害を持った方達の役に立つ様々な情報の提供や助言、及び福祉サービスを受けるための手続き等をお手伝いしてくれる事業所になります。
詳しくはお電話、またはメールにてお気軽にお問い合わせください。介護包括型:0298-11-8058/日中支援型:0298-11-9119
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